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WordPressで「更新に失敗しました」と出た時の対処

WordPressで「更新に失敗しました」と出て焦ったんですが、無事直せたので、ご紹介します。

「更新に失敗しました」と出た状況

固定ページの編集をして、「更新」ボタンを押したときに、編集画面の上部に「更新に失敗しました」と出ました。実際に公開しているサイトではなく、テスト用サイトです。公開しているサイトからデータを移行したら出てくるようになりました。事情があっていったんテスト用サイトを消してしまった状態だったので、まあ何とかなるだろうとは思いつつも、少し焦りました。

実際のところ、更新はできていたのですが、ただ不安定な感じはしましたし、ずっとその表示が出続ける環境でテストをし続けるのは問題だと思いましたし。

以前、「jsonファイル」がどうのこうのという似たようなエラーが出たことはあったんですが、それはカスタムフィールドに保存した値をJavaScriptに渡して、その値によって管理画面の表示制御をしようと試みた時で、その時はそれが原因だともちろん分かっていたのですが、それとはわけが違います。

調べると出てくる情報

もちろんググりました。色々出てくるんですが、今回の私の状況のようなものは見つかりませんでした。

Gutenbergからクラシックエディタに変えたら出なくなったというのを多く見ましたが、それ、それでいいんですか・・?とすごく思いました。確認してませんが、Gutenbergが出たばかりの頃の話かもしれませんね。

直し方

公開しているサイトから丸ごと移行したので、公開しているサイトでは使っているものの、テスト環境では使う必要がない、意味がないプラグインまでインストールされた状態でした。それらを消してみたら、直りました。どれが原因か特定してませんが、「All in One SEO」のような気がします。

「All in One SEO」はtitleタグやdescriptionの内容を、編集画面に表示されるカスタムフィールドに入力した値で制御することなどが可能なプラグインです。別の環境に「All in One SEO」の設定内容まで移ったので、何かの情報が合わずにエラーが起こったとかでしょうか。

まとめ

WordPressで「更新に失敗しました」と出た時の対応方法の一つとして紹介しました。

著者のイメージ画像

株式会社BringFlower
稲田 高洋(Takahiro Inada)

2003年から大手総合電機メーカーでUXデザインプロセスの研究、実践。UXデザイン専門家の育成プログラム開発。SEOにおいても重要なW3Cが定めるWeb標準仕様策定にウェブアクセシビリティの専門家として関わる。2010~2018年に人間中心設計専門家を保有、数年間ウェブアクセシビリティ基盤委員も務める。その後、不動産会社向けにSaaSを提供する企業の事業開発部で複数サービスを企画、ローンチ。CMSを提供し1000以上のサイトを分析。顧客サポート、サイト運営にも関わる。
2022年3月にBringFlowerを開業し、SEOコンサル、デザイン、ウェブ制作を一手に受ける。グッドデザイン賞4件、ドイツユニバーサルデザイン賞2件、米国IDEA賞1件の受賞歴あり。
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