SEO

SEOのためのカテゴリー分け方法とカテゴリーページ設け方

カテゴリーページ自体が検索結果上位に表示されることもあり、カテゴリーの分け方と、カテゴリーページの設け方はSEOにおいて重要です。

ここでは、SEOのためにコンテンツを積み上げていく際、どのようにカテゴリー分けをすればよいか解説いたします。

カテゴリー分けとは?

SEOのためには、サイトでテーマを決めて、そのテーマに沿った記事を積み上げていくことが重要です。これをコンテンツSEOと呼びます。

テーマを決めるとは言っても、記事の数が多くなれば、カテゴリーで分かれていた方がユーザーにとって分かりやすくなります。例えばパーソナルジムのサイトでコンテンツSEOを行っていくときには、「筋トレ」と「ダイエット」などでカテゴリーを分けることができるでしょう。ダイエットを目的にパーソナルジムに興味を持つ人は、隆々の筋肉をつける筋トレにはあまり興味がないかもしれないからです。

カテゴリー分けがSEOにとって重要な理由

カテゴリー分けがSEOにとって重要である理由は2つあります。

ユーザーにとって分かりやすくなる

1つは、先述の通りユーザーにとって分かりやすくなるためです。ユーザーにとって分かりやすいサイトは、サイトの回遊性を高め、ユーザーの滞在時間を伸ばします。

Googleがクロールしやすくなる(クローラビリティの向上)

2つ目は、Googleがクロールしやすくなる点です。クローラビリティが向上すれば、ページを見つけてもらいやすくなり、またクロールの頻度が向上し、SEOに良い結果をもたらします。

カテゴリーの分け方とカテゴリー名

カテゴリーはカテゴリー名にターゲットキーワードが含まれるようにしつつ、カテゴリー同士の重複がないようにします。

また、カテゴリーの数はあまり多くなりすぎないようにすることも大事です。3~7個ぐらい、多くて10個というのが目安になります。

1記事に対して付けるのは1カテゴリ―とする

1つの記事に対してカテゴリーは1つしか付けないようにしましょう。複数つけてしまうと、ユーザーが既視感を感じてしまうという問題と、URLのディレクトリと、パンくずリストのリンクが、いずれかのカテゴリーに決まってしまうという問題があります。

その意味でも、カテゴリーは重複ないように分けることが大事となります。

なお、親階層と子階層の2階層を持たせる場合には、子階層だけでなく、その親階層にももちろん属することになりますが、WordPressでは自動的にそうなるわけではないので、そうなるように選びます。

カテゴリーの階層は2つまで

カテゴリーの階層は、2つまでとしましょう。3つ以上になると、複雑になってユーザーにとって分かりにくくなってしまいますし、クローラビリティも下がります。

記事ページにはカテゴリー一覧(各カテゴリーページへの入り口)を設ける

記事ページには、その記事に該当するカテゴリー以外も含めてすべてのカテゴリー一覧を表示すると良いでしょう。ユーザーが他の記事にも興味を持ってくれるかもしれません。

ただしカテゴリー一覧は、HTMLのmainタグ内ではなく、asideタグ内に配置しましょう。mainタグ内には、そのページで紹介する記事の内容だけにする方が望ましいためです。その方が、そのページで伝えようとしている記事の内容がどこなのか、がGoogleに伝わりやすいためです。

パンくずリストを配置する

後述するリンク構造の構築にもつながるので、サイトにはパンくずリストを配置します。パンくずリストには、ユーザーにサイトにおけるそのページの位置づけを示せるというメリットもあります。

パンくずリストの例

カテゴリーページの重要性

カテゴリーページには、そのカテゴリーに属する記事一覧を配置します。もちろん、一覧には各記事へのリンクを配置します。

ここまでに述べたことを実践することで、次のようなリンク構造を作り上げることができます。つまり、カテゴリーページに、そのカテゴリーに属する記事からのリンクが集まることになります。

これが、カテゴリーページが上位に表示されやすい理由です。上位に表示されやすくなるのは、カテゴリーにつけられている名称に含まれるキーワードです。

カテゴリーの中には複数の記事を含める

カテゴリーの中に1つしか記事がない状態は、Googleのクローラビリティを下げる要因となり得ますし、望ましくありません。複数の記事が用意できてからカテゴリーを設けるか、それができなくてもカテゴリーを作ったらできる限り早く記事を量産するようにしましょう。目安としては10個ぐらいはカテゴリーの中に記事があることが望ましいと言えます。

カテゴリーページの重要性と特殊性に関する事例および考察

当サイトでは、SEOのカテゴリーページが高い評価を受けています。「SEO対策 東京」で上位に表示されるページがSEOのカテゴリーページとなっていて、最高で3位にまでなりました。

その時には、トップページとカテゴリーページが「SEO対策 東京」の検索結果に対して交互に現われるような状態で、それほど不思議には感じてなかったのですが、今では「SEO対策 東京」だけは何故かトップページではなくカテゴリーページでないと上位が獲得しにくくなっています。例えば「SEO対策 制作」ではトップページが上位に表示されるという具合です。

そもそも、検索結果に対して表示されるページが交互に現われる状態というのは、評価が分散していて良くないとも言われています。

そのことも気にして、一度カテゴリーページに「SEOとは?」の類の内容を掲載し、それに加えてSEOカテゴリーの記事一覧を掲載してみたことがありました。結果としては順位が落ちて、3週間ほどは様子を見ましたが、それでも上昇傾向が見られなかったので元に戻しました。

どうしてトップページよりカテゴリーページが「SEO対策 東京」に対して評価が高いのか、よくわかりませんが、カテゴリーページが高い評価を受けやすい理由は本記事で述べたようなことなので、記事ページのように、素直に検索意図に沿っているかどうかでは評価が決まらないようには感じています。

まとめ

カテゴリーページはユーザビリティ、サイトの回遊性の観点からも設けることが望ましく、本記事でご紹介したようなカテゴリーの分け方とカテゴリーページの設け方をすることで、上位を獲得できることもあります。

そのようなサイトにしたい方はぜひBringFlowernにご相談ください。

著者のイメージ画像

株式会社BringFlower
稲田 高洋(Takahiro Inada)

2003年から大手総合電機メーカーでUXデザインプロセスの研究、実践。UXデザイン専門家の育成プログラム開発。SEOにおいても重要なW3Cが定めるWeb標準仕様策定にウェブアクセシビリティの専門家として関わる。2010~2018年に人間中心設計専門家を保有、数年間ウェブアクセシビリティ基盤委員も務める。その後、不動産会社向けにSaaSを提供する企業の事業開発部で複数サービスを企画、ローンチ。CMSを提供し1000以上のサイトを分析。顧客サポート、サイト運営にも関わる。
2022年3月にBringFlowerを開業し、SEOコンサル、デザイン、ウェブ制作を一手に受ける。グッドデザイン賞4件、ドイツユニバーサルデザイン賞2件、米国IDEA賞1件の受賞歴あり。