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ローカルSEOとは?MEOとの違いと、地域名で上位に表示させる秘策

ローカルSEOは地域に基づいた検索結果に対する対策全般のことを指し、検索結果画面に表示される地図サービスに対する対策に特化したMEOはローカルSEOの1つです。

多くの事業領域において有効な施策となるローカルSEOについて、秘策と呼べるほどのものか分かりませんが、コツがあるのでご紹介したいと思います。

ローカルSEOとは?

ローカルSEOは、地域に基づいた検索結果で、上位に表示されユーザーに見つけてもらいやすい状態にする対策のことを指します。

MEOと混合されがちですが、MEOは検索結果に表示されるGoogleマップなどの地図サービスで上位に表示されるようにする対策のことを指し、MEOはローカルSEOの1つという関係にあります。

では、「地域に基づいた検索結果」とは何かと言うと、以下の2パターンです。

  1. 「地域名+キーワード」で検索した結果(検索クエリ例:「渋谷 マンション」)
  2. 検索している地点が検索結果に反映される検索クエリによる検索結果(検索クエリ例:「ラーメン」)

いずれの場合もGoogleならGoogleマップが表示され、MEOも重要となるケースがありますが、MEOについては次の記事で詳しくご紹介していますので、この記事ではそれ以外のローカルSEO、つまり検索結果リストの上位に表示させる方法についてご紹介したいと思います。

MEOとは?簡単!始め方と、何をすればよいかのポイント解説、ローカルSEOとの違い

ローカルSEOを行うべきかどうかの判断

まず、ローカルSEOを行うのが得策なのかどうかを考えます。

検索ボリュームを知る

「地域名+キーワード」をターゲットキーワードとして据えるかどうかを決めるうえで、まずは検索ボリュームを知ることが重要です。

周辺の住民や会社員の方がお客様として来店されるようなサービスの場合、多くはローカルSEOが効きますが、意外に検索ボリュームが小さい場合もあります。

具体的な対比例として、「賃貸」と「車買取」を例にすると、以下のような検索ボリュームとなります。

検索クエリ月間検索ボリューム
賃貸301,000件/月
武蔵野市 賃貸1,600件/月
車買取60,500件/月
武蔵野市 車買取10件/月

1位になったときのクリック率が14%なので、月間1,600件もあれば、1位になれば月間220件ほどの流入が得られる計算になります。「賃貸」「戸建て」「マンション」などの不動産関連の検索キーワードはローカルSEOが効く多くの例の1つなのですが、一方で「車買取」は60,500件も月間検索ボリュームがあるにもかかわらず、「武蔵野市 車買取」のように地域名を入れると極端に検索ボリュームが小さくなります。

どうしてなのか、かなり不思議なケースなのですが、推測するに、「車買取」でまず検索し、そうするとGoogleが勝手に近くの業者を結果に示すので、そこから流入に至るのではないかと考えています。つまりこのケースはSEOよりMEOに力を入れた方が得策です。

このような意外なケースは珍しいのですが、こういうケースもあるということをお示ししました。

競合の強さと流入経路を知る

検索ボリュームが多くても、地図から流入することになることが多かったり、ポータルサイトが上位に並んでしまい、そこからの流入を考える方が得策なケースもあるとは思います。

具体的には、飲食店と美容院です。私はこれらのジャンルでもSEOの効果は出せますが、ただ競合が強いというのはあるので、インスタやポータルサイトからの集客などSEOよりも前にやるべきことがあるジャンルだとは思っています。

ちなみに「吉祥寺 美容院」「吉祥寺 美容室」を足すと月間13,400件、「吉祥寺 イタリアン」で月間8,100件と、かなりのボリュームがあるので、Googleからの流入自体は考える価値が高いジャンルでもあります。

不動産、士業、パーソナルジム、プリスクール、ゴルフ場など、ローカルSEOで大きな効果を上げた事例はありますし、多くのケースではローカルSEOを考えるのが得策となります。

ローカルSEOの秘訣

それでは、ローカルSEOを行う場合の秘訣についてご紹介します。

そのエリアとの関連性を示す

基本的なことですが、そのエリアと事業者との関連性をきちんと示すことが重要です。

所在地、電話番号は分かりやすい形できちんと示します。トップページの下の方にだけ書くというのではなく、会社概要(事業者概要)のようなページを用意し、表形式できちんとしたHTMLのマークアップを行い明示的にすることが望ましいと考えています。

一度、存在しない所在地(番地)を示しているのだと上位に表示されにくいという事象を見たことがあります。もちろん私自身がそんなことをしたわけではありません。自宅でオンライン形式による仕事をしているためか、実際と異なる番地を示していたようですが、その場合は市区町村までのみ示すというようにしましょう。

GoogleはGoogleマップを持っているわけですし、存在しない場所が示されているというのは把握できると思います。

地域情報を掲載する

その地域の情報を掲載します。そのサイトを訪れた人が興味を持つ可能性が高い内容、あるいはサイトとの関連性がある内容とします。

例えば次のようなことが考えられます。あくまで例です。

ジャンルコンテンツ例
不動産住みやすいエリア、エリアの相場、手続き関連役所など
税理士エリア別納税額、そのエリアの業種など
パーソナルジムトレーニング中におすすめの食事処の紹介など
プリスクールそのエリアの子供が楽しめる場所情報、子ども関連の手続き、申請方法など
ゴルフ場練習後におすすめのお店(ビールが美味しいお店、銭湯)を紹介するなど

地域名と組み合わせて狙うキーワードに関する専門性を示す

例えばゴルフ場であればゴルフクラブの選び方、ゴルフスイングの基本など、そのジャンルに関する専門性をGoogleに認めてもらうような気持ちで、ユーザーにとって役立つコンテンツを書いていきます。

これはローカルSEOに限った話ではなく、狙いたいキーワードに関する専門性を示す、ユーザーに役立つコンテンツを示す、というのは現代SEOにおいて特に重要なところとなります。

オリジナリティも重要なので、そのキーワードで上位に表示されるコンテンツは参考にしつつ、できるだけ自分自身の考え、オリジナリティのある内容となるようにしましょう。

まとめ

多くの事業において有効となるローカルSEOですが、まずはその有効性を確認のうえ、必要な対策を打っていきましょう。BringFlowerはコンテンツ制作含めてコンサルティングと実践を請け負ってますので、よろしければご相談ください。

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BringFlower
稲田 高洋(Takahiro Inada)

2003年から大手総合電機メーカーでUXデザインプロセスの研究、実践。UXデザイン専門家の育成プログラム開発。SEOにおいても重要なW3Cが定めるWeb標準仕様策定にウェブアクセシビリティの専門家として関わる。2010~2018年に人間中心設計専門家を保有、数年間ウェブアクセシビリティ基盤委員も務める。その後、不動産会社向けにSaaSを提供する企業の事業開発部で複数サービスを企画、ローンチ。CMSを提供し1000以上のサイトを分析。顧客サポート、サイト運営にも関わる。
2022年3月にBringFlowerを開業し、SEOコンサル、デザイン、ウェブ制作を一手に受ける。グッドデザイン賞4件、ドイツユニバーサルデザイン賞2件、米国IDEA賞1件の受賞歴あり。
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