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歯科医院SEO対策のカギを解説!これでWeb集客!

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歯科医院であれば、当然ながらホームページによる集患(集客)を考えることでしょう。
つまり、どの歯科医院もホームページによる集客を考えているはずなのですが、ホームページの集客力は歯科医院により大きな差があります。
何故だと思いますか?

その答えはこの記事を読むと分かります
集客できるホームページを作りたい方、必見の記事となりますので是非最後までご覧ください。
最後には特典が示されます。

titleタグの記載内容が重要であるということを知る

ホームページには、各ページにHTMLのtitleタグでタイトルが書かれています。

このtittleの記載内容でターゲットキーワードにおける検索順位が大きく変動し、SEOにおいて非常に重要です。タイトルの記載内容は、一見してタイトルのように見える部分が書かれているかというと、そうでないこともあります。titleタグの記載内容は検索結果画面に表示される部分となり、ブラウザのタブに表示される部分です。

titleタグ記載内容の表示例

歯科医院のターゲットの特徴

まずどのようなホームページであっても、ターゲットを策定することが大事です。
歯科医院である時点で、以下のようなターゲット像が思い描けます。

  • 家の近くか、会社の近くで通院したい
  • 院内のインテリア、清潔感があるか知りたい
  • 安心できる印象か知りたい
  • 患者の口コミを知りたい
  • 混み状況、空き状況が知りたい
  • すぐ予約したい
  • キレイな歯にしたいが、ケース別に料金を知りたい
  • 痛いのは嫌だ
  • 1本の歯を治すのに何度も通わされるのは嫌だ
  • (自分が女性だから)同性の女医がいい
  • (男性の場合)あわよくば、かわいい・綺麗な歯科助手がいると嬉しい

これらニーズはどの地域においても共通してあるものだと言えます。

自院の重点ターゲットを考える

上記ニーズはおさえておきつつ、さらに自院の特徴を踏まえた重点ターゲットを考えることが重要です。
これは一般的なマーケティング論としてもそうなのですが、SEO対策としては、ユーザーがどのようなキーワードで検索するかを考えることが大事です。
多くの医院が狙うようなキーワードだと、競合も多いので上位獲得は難しくなります。
ニッチなキーワードでヒットすれば、母数が少なくてもヒット率が高いので集客に繋がりやすいという側面があります。
そのようなキーワードのことをロングテールキーワードと呼びます。

検索キーワードの検索ボリュームを調べる

以下は、2023年4月時点で調べた「歯科」に関連する1か月間の検索キーワードごとの検索ボリュームを多い順に並べたものです。明らかに特定の医院の名称であるものは除外しています。

ちなみに、最も検索数が多かった特定の歯科医院名称は「スマイル歯科」で18,100件/月です。これは、すごく有名な「スマイル歯科」があるということではなく、「スマイル歯科」が多いということを示しているのではと私は考えます。後述しますが、SEO対策は医院名を決めるところから実は始まっています。当方も名称を「BringFlower」ではなく「スーパーSEOコンサルタント」とかにすれば「SEO」という検索キーワードに引っかかりやすくなるのは分かってるのですが、「BringFlower」で気に入っているので変えないというだけです。

そのようなことをしなくても現時点で「SEO対策 制作」で当サイトは1位です。サイト立ち上げからたった1年で。しかも競合はSEOノウハウに長けた企業です。

下記表に関しては、とても長いので、いったん読み飛ばしていただければと思います。

検索キーワード検索ボリューム(月間)
歯医者823000
歯科301000
歯科医院110000
近くの歯医者74000
セラミック 歯40500
歯医者 近く40500
小児 歯科22200
歯科医22200
ブリッジ 歯18100
歯 ホワイトニング14800
歯 イラスト14800
歯のホワイトニング12100
歯 矯正12100
前歯 虫歯12100
歯医者 予約9900
近くの評判のいい歯医者9900
セラミック 歯 値段8100
歯のクリーニング8100
歯 ブリッジ8100
歯 セラミック8100
歯の治療6600
コンポジット レジン6600
ダイレクト ボンディング6600
歯医者 選び方5400
歯医者 クリーニング5400
歯医者 ホワイトニング5400
歯 クリーニング5400
歯 矯正 費用5400
ホワイトニング 歯医者5400
近くの歯科医院5400
近くの歯科5400
前歯 セラミック4400
近くの歯医者さん4400
歯医者さん4400
仮歯4400
前歯 ブリッジ4400
近く 歯医者4400
予防 歯科4400
歯医者 値段3600
歯 セラミック 値段3600
歯の詰め物3600
池袋 歯医者3600
赤羽 歯科3600
歯医者 おすすめ3600
おとな こども 歯科3600
評判のいい歯医者3600
歯科医はインプラントしない3600
歯 ホワイトニング 自宅2900
矯正 歯科 選び方2900
訪問 歯科2900
歯科 治療2900
歯医者 予約 なし2900
歯医者 ホワイトニング 値段2900
歯周ポケット 掃除2900
近くの歯医者 おすすめ2900
歯周病 治療 費用2400
歯医者 料金2400
ブリッジ 歯 費用2400
セレック2400
ここから近い歯医者2400
歯医者 口コミ2400
津田沼 歯医者2400
恵比寿 歯医者2400
歯 ホワイトニング セルフ2400

この表をどこまで続けたかの基準は、ひとつは2,000というキリのいい数字もありましたが、ある程度傾向が見えてきたからです。

あとは転記に疲れたというのもあります(笑)。

下の方になると、地域名が現れ始めているかと思います。この後、多くの地域名が続きます。

ご覧の通り、例えば「歯医者 近く」「近くの歯科医院」など、検索意図としては同じであるものも多くありますが、あえてここではそのまま、生データをお示ししています。

ターゲットキーワードを決める

実際には、検索意図が似たもの同士でグルーピングして、検索ボリュームを確認するという作業を行います。

また、「歯医者 近く」と「ここから近い歯医者」は少し検索意図が異なる可能性を感じるので、そういう洞察も必要です。前者は間違いなく自宅又は会社で検索しているでしょう。後者は、急に歯が激しく痛くなって、とりあえずその場で駆け込めるところを探す、という状況が含まれている可能性を感じます。

以下の3つの観点から、ターゲットキーワードを決めます。

  • 検索ボリューム
  • 上位サイト(競合)の強さ
  • 検索意図を踏まえた集客への繋がりやすさ

まず外すべきでないのは、地域名です。どの病院でも共通に言えますが、特に歯医者は1本の歯を治すのに何度か通うことになるので、できる限り近く、という風に考える人がより多いはずですし、そのことが検索キーワードからも読み取れます。なので、「地域名+歯医者」をまず最初のターゲットキーワードに据えます。

また、医院名に地域名が入っていると上位に表示されやすいです。例えば「恵比寿歯科」というのがあったとして、「恵比寿 歯科」で検索した人は、「恵比寿の歯科を探している」のではなく、「恵比寿歯科」を探している場合もありますよね?そういうことを踏まえて、Googleは地域名が入っている医院をより上位に表示させる傾向が現時点であります。

地域名を何にするかも重要です。いわゆる商圏がどの範囲か、というのもありますし、例えば東京の吉祥寺駅が最寄りの歯科医院の場合、「吉祥寺」なのか「武蔵野市」なのか、という悩みもあります。ヒントはやはり、検索ボリュームにもあります。あえてここではお示ししませんが。

ただ、地域名が医院名に入れられてなくてもBringFlowerなら大丈夫です。当方は、GoogleのLighthouseというサイトの評価ツールで、SEO、ベストプラクティス、アクセシビリティの3項目で満点を取ることのできる圧倒的品質です。SEOは、料理のようなものです。美味しい料理もお皿が貧相では美味しそうに見えませんが、良いお皿に綺麗な料理を乗せれば、より美味しそうに見えます。

SEOも、高品質なベースの上に、高品質なコンテンツを乗せることで、より上位に表示されます。HTMLのtitle属性というところに地域名を入れるというのがとても大事です。これはSEO対策の基本中の基本ですが、分かってない制作会社が多いのが実態です。

地域名以外に、もう1つか、2つくらいまで、検索キーワードを見ながら何をターゲットキーワードにするか考えます。多すぎると、Googleからの評価が分散してしまうので、あと1つか2つというのはそういう理由です。ちなみに、上記の表ではまだ全然データが足りません。もっと少ないところまで調べて、さらにQ&A掲示板や、AIチャットツールなども使いながら、ニーズを探るということをします。

ChatGPTから引用
教えて!gooから引用

例えばですが、矯正が得意なので矯正ニーズを考えるとします。そうしたならば、「矯正」で絞り込んでさらに調べていきます。そうすると、あくまで例ですが「八重歯 マウスピース」「下の歯だけ矯正 安い」「乱杭歯 矯正」などのもっとニッチな検索キーワードが見つかります。「芸能人 インビザライン」なんていうキーワードもあったりします。このあたりは200~400件/月の検索ボリュームで、最初は狙い目のところです。サイトの評価が高まったら、もっと大きなボリュームを狙っていきます。

サイトのメニュー・機能と構造

歯科医院のサイトのメニュー・機能と構造としては例えば以下のようなものがあると良いでしょう。

  • 診療科目
  • 院長・スタッフ紹介・あいさつ
  • 治療方針
  • 院内紹介
  • 費用
  • アクセス
  • 問い合わせ
  • 症例・コラム
  • 予約

キーとなるコンテンツ「治療対象」「症例」

上記のメニューはどれもあると良いものですが、予約はあればベターぐらいに捉えて大丈夫だと思います。予約サイトへのリンクを張るのが常套手段でしょう。

病院の場合、SEO対策でキーとなるのは「治療対象」「症例」をできる限り多く、分かりやすく、役に立つ内容を示すことです。

ターゲットキーワードとして定めたところに、症例のコラムでヒットしそうなものがあれば、まずそこから丁寧に手を付けます。例えば「矯正」であれば「八重歯」「叢生」などというのは是非とも含めたい症例になるでしょう。

その記事から入って、来院に繋がるケースももちろんあります。

ただ実は、症例を多く書くというのは、その記事自体を上位にヒットさせるのが目的ではなく、サイト全体の評価を高めて、トップページを上位に表示させることがSEO対策における目的のメインとなります。どうして症例を書くと評価が高まるかというと、この後ご説明するE-E-A-Tを高めることにも繋がるからだと考えています。

キーとなるコンテンツ「治療対象」「症例」のカテゴリー分けを検討する

症例は、できるだけ多く書いていきます。まずは無理ないところとして10個を目標にしましょう。そうすると効果が見えてきますので、次に30個、とターゲットキーワードで最低3位に入れるまでは頑張ります。

ある程度の数になることを想定して、事前にカテゴリーを決めておくことが重要です。このカテゴリーの名称がSEO上重要な位置づけになります。少なくともBringFlowerはそうなるようにサイトを設計、構築します。

カテゴリー名のイメージとしては「矯正」「審美」などです。「矯正」の中には「下の歯だけ」「八重歯」などをテーマにした詳細記事を1つずつ書いていきます。

症例に載せる写真はオリジナルであることが重要です。特に歯科医院の記事の場合、ウェブ上にあるようなフリー素材を使った時と、オリジナル画像を使った時とで、大きく評価の差が生じる可能性が高いと言えます。Googleは精度の高い画像検索のアルゴリズムを持ってますので、オリジナルかどうかの判別はつきます。ちなみに次の画像はフリー画像で私が見つけたものです。

E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を高める

GoogleはE-E-A-Tという略称で、経験、専門性、権威性をもとにサイトの信頼性を見定めるという宣言をしており、ここ近年その傾向が顕著に高まっています。経験という言葉は2022年12月に加えられたばかりだったりもします。

2017年12月、医療・健康アップデートと呼ばれる日本国内のみ行われたGoogleのアルゴリズムアップデートがありました。この時から、誰とも分からないような人の書いた医療関係の記事というのは上位から一気に圏外に消えました。

Googleは何をもとにE-E-A-Tを評価しているかというと、「誰が書いているか」「組織はどこか」「内容が正しいか」などです。よって、きちんと病院名が分かり、ご自分の名も示しつつ書かれたお医者さんの記事は、内容さえ充実していれば上位に表示されやすいです。

当方は、医師であることを構造化マークアップという記法で伝えるという手段も取ります。

また、詳しい症例の記事がたくさん書かれていれば、それら記事を書いている人は詳しいという判断もできます。そうなるためには、きちんとご自身で、ご自分の言葉でオリジナリティのある内容を書かないといけません。Googleはオリジナリティも重視しています。当たり前ですがコピーコンテンツはマイナス評価を受けます。

オリジナルにコンテンツを積み上げていきやすいように、記事を簡単に書けるようなサイトが提供されるということも大事な観点です。

院長・スタッフ紹介は写真もできれば載せて、充実する方が良いと私はご助言します。例えば私の名で検索すれば私の顔写真(気になる方は当記事下部のプロフィールで名前をご確認いただき、検索してみてください)が出てくるように、Googleはどの写真が誰のものか把握しています。「誰か」をできるだけ詳細にGoogleに把握してもらうことが、Googleが言うところのE-E-A-Tを高めることに繋がると考えています。

つまり現在において病院サイトに掲載されている記事というのは以前より上位に表示されやすくなっているので、今後益々、歯科医院のSEO対策というのは集患(集客)方法として重点が置かれていくことになるかもしれません。

広告の規制に関して

広告は規制が色々あります。医療法の第二節、「医業、歯科医業又は助産師の業務等の広告」や、医療法施行規則において定められています。内容としては一般的な話で、虚偽広告、誇大広告、公序良俗に反する広告がNGであることはもちろんのこと、客観的事実を証明できない広告、他院より優良だと謳う広告もNGとなっています。

Google広告などのウェブ広告はその対象ですが、現在のところ、自院ホームページは広告という扱いになってません。

とはいえ、厳しさは増しており、ホームページは広告でしょう、という見方になっていくこともあり得るため、気を付けた方が良いと言えます。

ホームページのコーディング品質とSEOについて

ここまで、ホームページのコンテンツの話だけしてきましたが、コーディングの品質というのもSEOにおいては大切です

専門用語で「機械可読性」という言葉があります。Googleはもちろん、目で見て全てのサイトの評価をしているわけではありません。機械的に読み取って評価しているわけなので、きちんとHTMLの標準仕様に基づいて、Googleに正確に伝わるようなコーディングになってなければならないのですが、日本の多くのサイトはそうなってません。

アメリカは進んでいます。どうしてかというと、「機械可読性」はスクリーンリーダーと呼ばれる画面読み上げソフトウェアでの可読性にも繋がり、目の不自由な方がそのサイトを使いやすくなるというのがあります。まったく使えない状態だと差別ということでアメリカではADA法に対する法律違反となり、訴訟を起こされてしまうことがあります。訴訟件数はここ数年激増しています。Amazon、Netflixなど大手サイトが訴訟を起こされています。日本も法律が改正され、2024年6月4日までに民間企業は義務化が決まっています。

なお、ホームページのユニバーサルデザインのことをウェブアクセシビリティと呼びます。

LighthouseというGoogleのサイト評価ツールがあり、大手のサイトでも60~80点ぐらいが多いのですが、当サイトはなんと、SEO、アクセシビリティ、ベストプラクティスの3項目でオール100点満点です。

スマートフォンできちんと見られるか、というのもGoogleは重視して見てますし、表示スピードも関係します。

ここで述べたようなことを踏まえた制作ができるところに委託しましょう。極端に安い業者はやはり品質が悪いことが多いですが、費用が高くて見た目が良ければ中身の品質がいいかと言えば、必ずしもそうでもなかったりします。そもそも、大きな企業になるほど、誰が担当するか分かりませんし、せっかく良い担当者がついても退職するかもしれませんし、異動もあります。

BringFlowerは、SEO対策とコンサルティング、デザイン、制作のすべてを私自身が担当し、やり取りも私。誰が対応するかが分かって安心ですし、安定して高品質です。

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)に登録する

「地域名+歯医者」でGoogleで検索すると、検索結果画面の上の方に次のように、歯医者がプロットされたマップが表示されます。これに表示されるには、Googleビジネスプロフィールというサービスに登録する必要があります。

申込をすると認証コードが書かれたハガキが送られてきて、その認証コードを用いて登録ができます。お客さんなどが口コミを投稿することができて、その口コミの数が多いと、リストの上部にも表示されやすくなります。マップで探す人も中にはいますので、こちらの対策も忘れずにやっておきましょう。

口コミを増やすサービスがあるようですが、モラルに反しますし、Googleに見破られて削除されたという情報もありますので、やめておきましょう。

愚直にお客さんにお願いしていけば口コミは徐々に増えていきますし、例えば、口コミを書いてくれた人に特典を付けるなどすれば自然と高い評価は集まりやすいと言えます。

なお、このマップに対する対策のことをローカルSEOまたはMEO(Map Engine Optimization)と呼びます。

被リンク対策

被リンクというのは、外部のサイトから自サイトにリンクが張られることを指して言います。関連性が高いサイトからリンクが張られると、信頼性が高いと判断されて自サイトの評価が高まるということが知られています。

例えばその地域の歯医者を比較しているサイトで、良い評判でリンク付きで紹介されると評価が高まるでしょう。そういうサイトが見つかったら掲載を打診してみるというのは手です。広告料を取るところもありますが、無料で掲載してくれるところもあったりします。

なお、自作自演で被リンクを張るとマイナス評価、場合によってはペナルティを受けることもあります。そもそもモラルに反することでもありますので、絶対にやめましょう。

まとめ

いかがでしたしょうか?

ここに載せきれないノウハウはもちろん数多く、語り切れないほどあります。

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