SEO/LLMO/AIO
検索ボリュームの調べ方完全ガイド|おすすめツールやキーワード選定の方法を解説
- 最終更新日:
検索ボリュームは、SEOで成果につながるキーワードを選ぶために欠かせない指標です。しかし、調査ツールが多く、「どれを使えばよいのかわからない」「検索ボリュームをどう判断すればよいのかわからない」と悩む方も少なくありません。
本記事では、検索ボリュームの基礎知識から、おすすめの調査ツール7選、それぞれの特徴や使い方を紹介します。また、検索ボリュームを正しく読み解くポイントや、キーワード選定・SEO対策に活かす方法まで詳しく解説します。
検索需要のあるキーワードを見極め、自社サイトに適したコンテンツを制作したい方は、ぜひ参考にしてください。
検索ボリュームとは?

検索ボリュームとは、特定のキーワードが一定期間内に検索された回数を示す指標です。一般的には月間検索数が用いられ、ユーザーからどれくらい検索需要があるのかを把握するために活用されます。SEOでは、検索ボリュームを確認することで、どのキーワードを優先して対策すべきかを判断しやすくなります。
ただし、検索ボリュームが多いキーワードだからといって成果につながるとは限りません。検索数が多いキーワードは競合も多く、上位表示が難しい傾向があります。一方で、検索ボリュームが少ないキーワードでも、自社の商品やサービスとの関連性が高ければ、問い合わせや購入などのコンバージョンにつながる可能性があります。
そのため、検索ボリュームはあくまでキーワード選定の判断材料の一つとして活用することが重要です。検索意図や競合性、自社サイトとの相性などもあわせて分析することで、より効果的なSEO対策を実践できるでしょう。
おすすめの検索ボリューム調査ツール7選

検索ボリュームは、さまざまなツールで調査できます。無料で使えるものから、高度な分析が可能な有料ツールまで特徴はさまざまです。ここでは、おすすめの検索ボリューム調査ツール7選を比較するとともに、それぞれの特徴や費用、具体的な調べ方を紹介します。
| ツール名 | 特徴 | 費用(税込) |
|---|---|---|
| リテラ | 大量のサジェストキーワードと検索ボリュームを取得、検索意図分類やトピッククラスター作成も。 | 無料枠あり 【有料プラン】 ・ライト:450円/月 ・スタンダード:2,700円/月 ・プロ:8,100円/月 ・エンタープライズ:27,000円/月 |
| Googleキーワードプランナー | Google公式。広告データをもとに検索ボリュームを確認できる | 無料(Google広告アカウントが必要) |
| Ubersuggest | 検索ボリュームやSEO難易度、関連キーワードをまとめて調査できる | 無料枠あり 【有料プラン】 ・パーソナル:4,599/月 ・ビジネス:7,699円/月 ・エンタープライズ:15,599/月 |
| aramakijake.jp | 登録不要で検索ボリュームの目安をすぐ確認できる | 無料 |
| ruri-co(るりこ) | Googleキーワードプランナーのデータをもとに検索ボリュームを簡単に調査できる | 無料 |
| Ahrefs | 検索ボリュームに加え、被リンクや競合分析までできる高機能SEOツール | 【各種料金プラン】 ・ライト:21,890円/月 ・スタンダード:42,240円/月 ・アドバンスド:75,790円/月 |
| Semrush | SEO・広告・競合分析を一元管理できる海外製SEOツール | 【SEOクラシックのプラン】 ・Pro:23,092円/月 ・Guru:41,242円/月 ・Business:82,492円/月 ※日本円は$1=¥150で換算した概算料金 |
リテラ

出典:リテラ
リテラ(BringRitera)は、大量のサジェストキーワードを検索ボリュームとともに取得し、検索意図の分類まで行ってくれます。
手順は、以下のとおりです。

①「検索クエリ探索」の中の「検索クエリ探索」 > ②「サジェストキーワードから」タブ
を選択し、サジェストを取得するキーワードの入力を行うところで、言語、検索地点が日本以外の場合は変更します(④)。
⑤でオプションを選択し、⑥のボタンを押すと10分ほどで探索結果が下部(⑦)に表示されます。
「探索結果保存」をした場合は次にこの画面にきた際にも前回の結果が表示されます。

トピッククラスターを作成することもできます。

また「検索クエリ探索」>「探索結果」の画面では過去に保存した結果をすべて見ることができます。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Googleが提供するキーワード調査ツールです。月間平均検索ボリュームや関連キーワード、競合性などを確認できます。
検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。
1.「Google広告」にログインする
2.「キーワードプランナー」を選択し「今すぐ開始」をクリックする

3.「新しいキーワードを見つける」を選択する

4.調べたいキーワードを入力し「結果を表示」をクリックする

5.「月間平均検索ボリューム」を確認する

※Google広告の利用状況によっては、「1,000〜1万」のように検索ボリュームが幅のある数値で表示される場合があります。
Ubersuggest

出典:Ubersuggest
Ubersuggestは、検索ボリュームやSEO難易度、関連キーワードなどをまとめて調査できるSEOツールです。無料でも一部機能を利用でき、有料プランではより詳細なデータを確認できます。
検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。
1.「Ubersuggest」にアクセスする
2.検索窓に調べたいキーワードを入力する

3.左側の項目の「キーワード候補」を選択し、検索ボリュームを確認する

※無料版では1日に利用できる回数や閲覧できるデータに制限があります。スクリーンショットは、キーワード入力画面と検索結果画面の2枚程度あると、手順が分かりやすく伝わります。
aramakijake.jp

aramakijake.jpは、登録不要で利用できる無料の検索ボリューム調査ツールです。調べたいキーワードを入力するだけで、Google・Yahoo!の月間推定検索数や関連キーワードを確認できます。
検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。
1.「aramakijake.jp」にアクセスする
2.調べたいキーワードを入力し「チェックする」をクリックする

3.月間推定検索数を確認する

※表示される検索ボリュームは推定値です。あくまで検索需要の目安として活用しましょう。
ruri-co(るりこ)

出典:ruri-co(るりこ)
ruri-co(るりこ)は、検索ボリュームや関連キーワードを無料で調査できるキーワード分析ツールです。入力したキーワードとあわせて、類似キーワードの検索ボリュームも一覧で確認できます。
検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。
1.「ruri-co」にアクセスする
2.調べたいキーワードを入力し「類似キーワードを調べる」をクリックする

3.「月刊検索数」を確認する

※検索ボリュームだけでなく、類似キーワードや検索結果の類似率も確認できるため、キーワード選定にも活用できます。
Ahrefs

出典:Ahrefs
Ahrefsは、検索ボリュームだけでなく、SEO難易度や競合サイト、被リンクなども分析できる高機能なSEOツールです。無料の「Keyword Generator」でも検索ボリュームやキーワード候補を確認できますが、より詳細な分析には有料プランが必要です。
検索ボリュームを調べる手順(有料)は、以下のとおりです。
1.「Ahrefs」にログインし「無料ではじめる」をクリックする

2.「Googleアカウント」または「メールアドレス」でアカウント登録する
3.「Keywords Explorer」を開く

4.その後は有料ツールになるため、各種料金プランを選んで利用する

一方、無料で検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。
1.Ahrefsの「Keywords Generator」を開く
2.調べたいキーワードを入力し「キーワードを探す」をクリックする

3.分析結果の「ボリューム」を確認する

※無料版では表示されるデータや利用回数に制限があります。より詳細な検索ボリュームや競合分析を行いたい場合は、有料プランの利用がおすすめです。
Semrush

出典:Semrush
Semrushは、検索ボリュームをはじめ、SEO・広告・競合分析まで行える高機能なSEOツールです。無料でも一部機能を利用できますが、詳細なデータを確認するには有料プランが必要です。
検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。
1.Semrushの「Keyword Magic Tool」にアクセスする
2.調べたいキーワードを入力して、検索対象の国・地域を選択する

3.「キーワードを特定」をクリックする

4.表示された検索ボリュームを確認する

※Semrushには無料アカウントがありますが、「Keyword Magic Tool」は利用回数(5回/日)に制限があり、すぐに上限へ達する場合があります。そのため、本記事では手順のみを紹介しています。継続的に利用する場合は、有料プランの利用がおすすめです。
検索ボリュームを見るときのポイント

検索ボリュームは、単純に数値の大小だけを比較すればよいわけではありません。検索需要の変化やツールごとの特徴を理解したうえで活用することで、より精度の高いキーワード選定につながります。
ここでは、検索ボリュームを確認する際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
検索ボリュームはあくまで目安として捉える
検索ボリュームは、キーワードがどれくらい検索されているかを把握するための指標ですが、絶対的な数値ではありません。ツールによっては月間検索数を推定値として表示しており、実際の検索回数と完全に一致するわけではありません。
また、検索ボリュームが多いキーワードでも、自社サイトとの関連性が低ければ成果につながりにくい場合があります。検索ボリュームだけで判断するのではなく、検索意図や競合性なども含めた総合的な分析を行うことが大切です。
ツールごとに検索ボリュームが異なる場合がある
同じキーワードでも、利用するツールによって検索ボリュームが異なる場合があります。各ツールの検索ボリュームは、独自のデータやアルゴリズムをもとに推計しています。実際の検索回数を正確に把握できるのはGoogleのみであり、SEOツールが表示する検索ボリュームはあくまで推計値です。
重要なのは、同じツールを継続的に利用し、キーワード同士を比較しながら相対的に判断することです。なお、必要に応じて複数のツールも併用すると、検索需要の傾向を確認しやすくなるでしょう。
ビッグ・ミドル・ロングテールの違いを理解する
検索ボリュームを見る際は、ビッグ・ミドル・ロングテールキーワードの違いも理解しておきましょう。
| キーワードの種類 | 検索ボリュームの目安 | キーワード例 | 特徴 | おすすめのサイト |
|---|---|---|---|---|
| ビッグキーワード | 10,000以上 | SEO | 検索ボリュームは多いが競合が多い | 大規模メディア・企業サイト |
| ミドルキーワード | 1,000〜10,000 | SEO対策 方法 | 検索需要と競合のバランスがよい | 一定の評価(ドメインパワー)があるサイト |
| ロングテールキーワード | 10〜1,000 | SEO対策 初心者 ブログ | 検索意図が明確で競合が比較的少ない | 新規サイト・個人ブログ |
自社サイトの規模や目的に応じて適切なキーワードを選ぶことで、効率よくSEO対策を進められるでしょう。
ロングテールキーワードとは?探し方を知って効果的なSEO対策を
季節性やトレンドも考慮する
検索ボリュームは年間を通じて一定ではなく、季節や社会情勢によって変動することがあります。
たとえば、「花粉症」は春、「クリスマス プレゼント」は年末に検索数が増加します。また、新しい制度やサービス、話題のニュースなどによって、一時的に検索需要が急増するキーワードもあるでしょう。
検索ボリュームを確認する際は、現在の数値だけでなく、過去からの推移や季節性も考慮しながら、コンテンツを公開するタイミングを判断することが重要です。
検索ボリュームを活用したキーワード選定・SEO対策

検索ボリュームは、SEOにおけるキーワード選定の重要な指標ですが、調査するだけでは成果にはつながりません。検索意図や競合性、自社サイトとの相性なども総合的に判断し、戦略的にキーワードを選ぶことが重要です。
ここでは、検索ボリュームをSEOに最大限活かすために押さえておきたいポイントを紹介します。
キーワード選定の具体的な進め方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
SEO、ブログにおけるターゲットキーワード選定の方法・ステップ
検索意図を理解してキーワードを選ぶ
検索ボリュームが多いからという理由だけでキーワードを選ぶのは避けましょう。SEOでは、ユーザーが何を知りたいのか、どのような目的で検索しているのかという「検索意図」を理解することが重要です。
たとえば、「SEOとは」を検索する人は基礎知識を知りたいと考えている一方、「SEO会社 おすすめ」を検索する人はサービスの比較や導入を検討している可能性があります。
検索意図に合ったコンテンツを提供し、自社の商品やサービスとも関連性の高いキーワードを選ぶことで、アクセスだけでなく問い合わせや購入などの成果にもつながりやすくなるでしょう。
自社サイトに合ったキーワードを選ぶ
自社サイトの規模やドメインパワーに応じて、狙うキーワードを選ぶ視点も欠かせません。
立ち上げたばかりのサイトでは、検索ボリュームが数万あるビッグキーワードを狙っても、上位表示は難しいでしょう。そのため、まずは検索ボリュームが数十〜数百程度のロングテールキーワードや、競合が少ないキーワードから取り組むのがおすすめです。
ロングテールキーワードの記事を積み重ねることでサイトの評価が高まり、より検索ボリュームの大きいキーワードにも挑戦しやすくなります。自社サイトの現状に合った難易度のキーワードを選ぶことが、SEOを成功させる第一歩です。
なお、SEOツールで示されるドメインパワーはGoogle公式の指標ではありませんが、自社サイトと競合サイトの強さを比較する参考になります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
競合サイトを分析して勝てるキーワードを選ぶ
検索ボリュームだけでキーワードを選ぶのではなく、実際に検索して上位表示されている競合サイトも確認しましょう。同じ検索ボリュームでも、上位を大手企業や公的機関、知名度の高いメディアが占めている場合は、新規サイトでは上位表示が難しい可能性があります。
一方、自社と同規模の企業サイトや個人ブログが上位表示されているキーワードであれば、コンテンツの質を高めることで上位表示を狙いやすいでしょう。SEOツールで競合サイトのドメイン評価や被リンク数なども確認すると、より詳しく難易度を把握できます。
検索ボリュームだけでなく、競合サイトの強さも踏まえてキーワードを選ぶことで、効率よく検索流入を獲得しやすくなるでしょう。
キーワード難易度の具体的な調べ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
SEOにおけるキーワード難易度とは?難易度の低いキーワードを調べて上位表示を狙う方法
関連キーワードを組み合わせる
SEOでは、メインキーワードだけで記事を作成するのではなく、関連キーワードも組み合わせることが重要です。関連キーワードとは、メインキーワードと一緒によく検索される単語や、検索ユーザーがあわせて知りたいテーマを指します。
たとえば、「SEO」をメインキーワードにする場合、「SEO対策」「SEOとは」「SEO キーワード選定」「SEOツール」「内部対策」などが関連キーワードです。
関連キーワードを盛り込むことで、ユーザーのさまざまな疑問に対応できる網羅性の高いコンテンツを作成できます。また、検索エンジンにもテーマ性が伝わりやすくなり、複数の検索クエリからの流入獲得も期待できるでしょう。
優先順位を決めて効率よく対策する
キーワードは、検索ボリュームの大きさだけで優先順位を決めるのではなく、検索意図・競合性・自社サービスとの関連性・成果へのつながりやすさを総合的に判断することが重要です。
たとえば、競合が少なく成果につながりやすいキーワードから記事を公開し、サイトの評価や実績を積み重ねながら、より検索ボリュームの大きいキーワードへ取り組む方法も効果的です。
限られたリソースでSEOを進めるには、キーワードを一覧化したうえで優先順位を決め、計画的にコンテンツを制作しましょう。どのキーワードから着手するかを明確にすることで、効率よく検索流入やコンバージョンの拡大を目指せます。
検索ボリュームに関するよくある質問

最後に、検索ボリュームについてよくある質問に回答します。検索ボリュームの目安や、検索数が少ないキーワードの考え方、無料ツールでどこまで調査できるのかなど、SEOでつまずきやすいポイントがわかる内容になっています。
検索ボリュームはいくつ以上あれば狙うべき?
「検索ボリュームが〇〇以上なら狙うべき」という明確な基準はありません。自社サイトの評価や競合サイトの強さによって、適切な検索ボリュームは異なります。
開設して間もないサイトであれば、まずは数十〜数百程度のロングテールキーワードから取り組むのがおすすめです。検索ボリュームの大きいキーワードは、企業サイトや大規模メディアが上位を占めていることが多く、新規サイトでは上位表示が難しい傾向があるためです。
一方、ロングテールキーワードは競合が比較的少ないため、立ち上げたばかりのサイトでも上位表示を狙える可能性があります。こうした記事を増やしてサイトの評価を高めてから、より検索ボリュームの大きいキーワードへ挑戦すると効率的でしょう。
検索ボリュームが0でも記事を書くべき?
検索ボリュームが0だからといって、必ずしも記事を書く価値がないわけではありません。検索ツールでは表示されないニッチな検索需要や、今後検索数が増える可能性のあるキーワードもあります。
たとえば、「〇〇市 エアコンクリーニング 補助金」「〇〇市 外壁塗装 助成金 2026」「〇〇株式会社 評判」「〇〇ツール 使い方」のような地域名や企業名、サービス名を含むキーワードは、検索ボリュームが0と表示されることがあります。しかし、実際には必要なタイミングで検索するユーザーが存在し、問い合わせや申し込みにつながる可能性があります。
また、自社の商品・サービスとの関連性が高く、見込み顧客の悩みを解決できるテーマであれば、検索ボリュームが少なくても記事を作成する価値はあるでしょう。
無料ツールだけでも十分?
SEOを始めたばかりであれば、無料ツールだけでもキーワード調査は可能です。GoogleキーワードプランナーやUbersuggestの無料版を活用すれば、検索ボリュームや関連キーワードを把握できます。
一方で、コンテンツ制作を継続的に行う場合は、より効率的にキーワードを調査・分析できる有料ツールの活用も検討するとよいでしょう。
たとえば、リテラのようなツールであれば、検索ボリュームの確認だけでなく、関連キーワードの調査やキーワード探索まで行えます。記事作成機能とも連携しているため、キーワード調査から記事設計までの作業を効率化できるでしょう。
まとめ
検索ボリュームを調べることは、検索需要を把握するための第一歩ですが、調べて終わりではありません。重要なのは、調査したデータをもとに、自社サイトに適したキーワードを選び、コンテンツ制作やSEO施策へ活かすことです。
まずは、本記事で紹介したツールを使って、自社で狙いたいキーワードの検索ボリュームを調査しましょう。そのうえで、検索意図や競合性もあわせて分析し、優先順位を決めながらキーワードを選定することで、より成果につながるコンテンツ設計が可能です。