SEO/LLMO/AIO

サジェストキーワードの調べ方をわかりやすく解説|おすすめの調査ツールも紹介

最終更新日:

サジェストキーワードは、ユーザーが実際に検索している語句やニーズを把握できるため、SEO対策やコンテンツ制作に役立つ情報の一つです。検索意図の分析やロングテールキーワードの発見、記事構成の検討など、さまざまな場面で活用できます。

一方で、「どの方法で調べればよいのか」「おすすめの調査ツールはどれか」「取得したサジェストキーワードをSEOにどう活かせばよいのか」と悩む方もいるでしょう。

本記事では、サジェストキーワードの調べ方をわかりやすく紹介します。おすすめの調査ツールやSEOで効果的に活用する方法、調査時の注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

サジェストキーワードがSEO対策で重要な理由

サジェストキーワードは、ユーザーが実際に検索している語句をもとに表示されるため、検索ニーズや検索意図を把握する際の重要な情報源です。検索ボリュームでは「どれくらい検索されているか」は分かりますが、「ユーザーが何を知りたいのか」「どのような文脈で検索しているのか」までは判断できません。

たとえば、同じキーワードでも、以下のようなサジェストキーワードによって、ユーザーが求める情報や検討段階は異なります。

サジェストキーワードユーザーの検討段階求める情報
やり方実践・利用段階手順や具体的な方法
おすすめ情報収集・比較段階おすすめの商品・サービス・選び方
比較比較検討段階違いやメリット・デメリット
費用購入・導入直前料金相場や費用の内訳

こうした違いを分析することで、検索意図に沿ったコンテンツ設計やキーワード選定が可能になります。

また、サジェストキーワードはロングテールキーワードの発見やコンテンツの網羅性を高める際にも有効です。検索ボリュームや競合性などのデータと組み合わせて活用することで、検索ニーズを踏まえたSEO戦略を立てやすくなります。

SEOの基本的な考え方や成果につながる施策を体系的に知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【2026年最新】SEOとは?4つの軸と3つの視点に基づいてやり方を解説

サジェストキーワードの調べ方

サジェストキーワードは、Google検索と専用ツールの2つの方法で調査できます。それぞれ特徴が異なるため、目的や調査したい範囲に応じて使い分けましょう。

Google検索のサジェスト機能を活用する

Google検索のサジェスト機能は、もっとも手軽にサジェストキーワードを調べる方法です。検索窓にキーワードを入力すると、以下のようにユーザーの検索傾向をもとに関連する検索候補が表示されます。

調査する際は、検索履歴や閲覧履歴の影響を受けにくいシークレットモードを利用するのがおすすめです。より一般的な検索候補を確認しやすくなります。また、キーワードの後ろに「あ」「とは」「方法」などを追加すると、より多くのサジェストキーワードを取得できます。

ただし、一度に確認できるキーワード数には限りがあり、一覧で管理したり大量に収集したりする用途には向いていません。効率的に調査したい場合は、専用ツールを活用するとよいでしょう。

サジェストキーワード調査ツールを活用する

サジェストキーワードを効率的に調査したい場合は、専用ツールの活用がおすすめです。1つのキーワードから複数のサジェストキーワードを一括で取得できるため、手作業で調査するよりも効率的に調査できます。

また、ツールによっては検索ボリュームや関連キーワードの確認、競合分析などもあわせて行えます。サジェストキーワードだけでは判断できない検索需要まで分析できるため、キーワード選定やコンテンツ企画の精度向上につながるでしょう。

継続的にSEOへ取り組む企業では、調査から分析までを効率化できるツールを導入することで、コンテンツ制作の生産性向上も期待できます。

サジェストキーワードを調査できるおすすめツールと調べ方

サジェストキーワードを調査できるおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴や使い方を解説するので、サジェストキーワードを調べる際の参考にしてください。

ツール名特徴費用(税込)
リテラ大量のGoogleサジェストを検索ボリュームとともに取得、検索意図分類まで行う無料で利用可能(一部機能は有料)
【有料プラン】
・ライト:450円/月
・スタンダード:2,700円/月
・プロ:8,100円/月
・エンタープライズ:27,000円/月
ラッコキーワードGoogleサジェストを一括取得できる無料で利用可能(一部機能は有料)
【有料プラン】
・エントリー:1,320/月
・ライト:1,980円/月
・スタンダード:4,950/月
Ubersuggestサジェストに加え、検索ボリュームや競合性も分析できる無料で利用可能(一部機能は有料)
【有料プラン】
・パーソナル:4,599/月
・ビジネス:7,699円/月
・エンタープライズ:15,599/月
Keyword ToolGoogle以外にYouTube・Amazonなどのサジェストも取得できる無料で利用可能(一部機能は有料)
【有料プラン】
・Starter:$68/月
・Growth:$148/月
・Scale:$308/月
・Guarantee:$628/月
Ahrefsキーワード分析や競合まで調査できる有料
【各種料金プラン】
・ライト:21,890円/月
・スタンダード:42,240円/月
・アドバンスド:75,790円/月
Semrushキーワード調査から競合分析まで幅広く対応できる有料(無料トライアルあり)
【SEOクラシックのプラン】
・Pro:23,092円/月
・Guru:41,242円/月
・Business:82,492円/月
※日本円は$1=¥150で換算した概算料金

リテラ

出典:リテラ

リテラ(BringRitera)は、大量のサジェストキーワードを検索ボリュームとともに取得し、検索意図の分類まで行ってくれます。

手順は、以下のとおりです。

①「検索クエリ探索」の中の「検索クエリ探索」 > ②「サジェストキーワードから」タブ

を選択し、サジェストを取得するキーワードの入力を行うところで、言語、検索地点が日本以外の場合は変更します(④)。

⑤でオプションを選択し、⑥のボタンを押すと10分ほどで探索結果が下部(⑦)に表示されます。
「探索結果保存」をした場合は次にこの画面にきた際にも前回の結果が表示されます。

また「検索クエリ探索」>「探索結果」の画面では過去に保存した結果をすべて見ることができます。

ラッコキーワード

出典:ラッコキーワード

ラッコキーワードは、Googleのサジェストキーワードを一括で取得できるキーワード調査ツールです。関連キーワードやQ&Aサイトの質問なども確認できるため、SEOのキーワード選定やコンテンツ企画に幅広く活用されています。無料でも利用できますが、有料プランでは取得件数の上限拡大やCSVダウンロードなどの機能を利用できます。

サジェストキーワードを調べる手順は、以下のとおりです。

1.まず「ラッコキーワード」にアクセスする

2.検索窓に調べたいキーワードを入力する

3.右側のタブを「サジェストキーワード(Google)にして「無料で調査」をクリックする

4.表示されたサジェストキーワードを確認する

5.必要に応じてキーワードのコピーやCSVでダウンロードする

Ubersuggest

出典:Ubersuggest

Ubersuggestは、サジェストキーワードに加え、検索ボリュームやSEO難易度、関連キーワードなどをまとめて調査できるSEOツールです。キーワードの調査だけでなく、競合サイトの分析やコンテンツの改善にも活用できます。無料でも一部機能を利用できますが、より詳細なデータを確認したい場合は有料プランがおすすめです。

サジェストキーワードを調べる手順は、以下のとおりです。

1.「Ubersuggest」にアクセスする

2.検索窓に調べたいキーワードを入力し「SEO Search」をクリックする

3.左側の項目の「キーワード候補」を選び、検索結果上部の「関連」をクリックする

4.検索結果からサジェストキーワードや検索意図、検索ボリュームなどを確認する

Keyword Tool

出典:Keyword Tool

Keyword Toolは、Googleだけでなく、YouTube・Amazon・Bing・Instagramなど複数のプラットフォームのサジェストキーワードを取得できるツールです。プラットフォームごとの検索ニーズを調査できるため、SEOだけでなく動画マーケティングやECサイト運営にも活用できます。無料版でもサジェストキーワードを取得できますが、検索ボリュームなどの詳細データは有料プランで利用できます。

サジェストキーワードを調べる手順は、以下のとおりです。

1.「Keyword Tool」にアクセスする

2.検索窓にキーワードを入力し虫眼鏡マークをクリックする

3.表示されたサジェストキーワードを確認する

Ahrefs

出典:Ahrefs

Ahrefsは、キーワード調査や競合分析、被リンク分析などを行えるSEOツールです。サジェストキーワードだけでなく、検索ボリュームやキーワード難易度(Keyword Difficulty)、関連キーワードなども確認できるため、SEO戦略全体の設計に役立ちます。

サジェストキーワードを調べる手順(有料)は、以下のとおりです。

1.「Ahrefs」にログインし「無料ではじめる」をクリックする

2.「Googleアカウント」または「メールアドレス」でアカウント登録する

3.「Keywords Explorer」を開く

4.その後は有料ツールになるため、各種料金プランを選んで利用する

一方、無料で検索ボリュームを調べる手順は、以下のとおりです。

1.Ahrefsの「Keywords Generator」を開く

2.調べたいキーワードを入力し「キーワードを探す」をクリックする

3.分析結果のサジェストキーワードを確認する

※無料版では表示されるデータや利用回数に制限があります。より詳細なデータや競合分析を行いたい場合は、有料プランの利用がおすすめです。

Semrush

出典:Semrush

Semrushは、キーワード調査から競合分析、広告分析まで幅広く対応するマーケティングツールです。サジェストキーワードや関連キーワード、検索ボリューム、競合状況などをまとめて確認できるため、SEO施策の立案やコンテンツ企画に活用されています。

サジェストキーワードを調べる手順は、以下のとおりです。

1.Semrushの「Keyword Magic Tool」にアクセスする

2.調べたいキーワードを入力して、検索対象の国・地域を選択する

3.「キーワードを特定」をクリックする

4.表示されたサジェストキーワードを確認する

※Semrushには無料アカウントがありますが、「Keyword Magic Tool」は利用回数(5回/日)に制限があり、すぐに上限へ達する場合があります。そのため、本記事では手順のみを紹介しています。継続的に利用する場合は、有料プランの利用がおすすめです。

サジェストキーワードをSEOに活用する方法

サジェストキーワードは、調査するだけではSEO効果は期待できません。検索意図の分析やキーワード選定、記事設計などに活用することで、検索ニーズに合ったコンテンツを作成しやすくなります。

ターゲットキーワードの選定方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。選定手順や押さえておきたいポイントを分かりやすく解説しています。

SEO、ブログにおけるターゲットキーワード選定の方法・ステップ

サジェストキーワードから検索意図を分析する

サジェストキーワードには、ユーザーが知りたい情報や解決したい課題が反映されています。そのため、どのような語句が組み合わされているかを確認することで、検索意図を把握しやすくなります。

たとえば、「SEO 対策」と検索した際に「SEO 対策 初心者」「SEO 対策 やり方」「SEO 対策 費用」といったサジェストが表示される場合、それぞれ知りたい内容が異なります。この違いを把握することで、読者のニーズに合ったテーマや見出しを設計できます。

検索順位を伸ばすためには、検索ボリュームだけでなく、ユーザーが何を求めて検索しているのかを分析することが重要です。

検索意図の基本的な考え方については、以下の記事でわかりやすく解説しているので参考にしてください。

検索意図とは?考え方と調べ方をつかんでSEO対策

サジェストキーワードをもとにロングテールキーワードを選定する

サジェストキーワードは、ロングテールキーワードを見つける際にも役立ちます。ロングテールキーワードとは、複数の語句を組み合わせた具体的な検索キーワードです。

「SEO」のキーワードだけでは競合が多く、上位表示は容易ではありません。一方、「SEO サジェストキーワード 調べ方」のように検索意図が明確なキーワードは、競合が比較的少なく、ニーズに合ったコンテンツを提供しやすい傾向があります。

サジェストキーワードを確認しながら、自社のサービスやターゲットと関連性の高いロングテールキーワードを選定することで、より成果につながるコンテンツを企画できます。

ロングテールキーワードの探し方や活用方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

ロングテールキーワードとは?探し方を知って効果的なSEO対策を

サジェストキーワードをタイトルや見出しに盛り込む

サジェストキーワードは、記事タイトルや見出しを作成する際にも活用できます。検索ニーズを反映した語句を自然に取り入れることで、テーマが明確になり、読者にも内容が伝わりやすくなるでしょう。

ただし、サジェストキーワードを不自然に詰め込むと、読みづらい文章になるだけでなく、ユーザー体験を損なう可能性があります。タイトルや見出しは、検索意図に沿ったキーワードを自然な文章の中で活用することが大切です。

検索エンジンだけでなく、読者にとってわかりやすい表現になっているかも意識して作成しましょう。

SEOに効果的なタイトルの付け方やtitleタグの設定方法について詳しく解説しています。

SEO対策で重要なtitleタグ(タイトル)とは?WordPressプラグインの「SIMPLE SEO PACK」を使った設定方法も解説

サジェストキーワードをもとに記事構成を作成する

サジェストキーワードは、記事構成を設計する際にも活用できます。関連性の高いサジェストを整理することで、読者が知りたい情報を網羅的に盛り込んだ構成を作成しやすくなります。

たとえば、「サジェストキーワード 調べ方」であれば、「おすすめツール」「SEOへの活用方法」「注意点」といった関連するサジェストや検索ニーズをもとに見出しを設計できます。検索意図を反映した構成にすることで、記事全体の網羅性も高まるでしょう。

記事を書き始める前にサジェストキーワードを確認し、構成へ落とし込むことが、SEOで成果を出すためのポイントです。

サジェストキーワードを調べる際の注意点

サジェストキーワードはSEO対策に役立ちますが、取得したキーワードをそのまま活用すれば成果につながるとは限りません。ここでは、キーワード選定の精度を高めるために押さえておきたいポイントを紹介します。

サジェストキーワードだけでなく検索データも活用する

サジェストキーワードは、ユーザーの検索ニーズを把握するための有効な手がかりです。ただし、キーワードを選定する際は検索ボリュームや、競合性などのデータもあわせて確認しましょう。

サジェストに表示されていても検索数が極端に少ない場合や、競合サイトが多く上位表示が難しい場合があります。一方で、検索ボリュームが安定しているキーワードでも、検索意図と自社の提供価値が一致しなければ、思うような成果は期待できません。

サジェストキーワードで検索ニーズを把握した後は、検索ボリュームや競合性、関連キーワードなども確認し、複数のデータをもとに総合的に判断することが大切です。

サジェストキーワードをそのまま対策キーワードにしない

サジェストキーワードは、すべてが対策すべきキーワードというわけではありません。表示されているからといって、自社のコンテンツに適しているとは限らないためです。

たとえば、「SEO対策」というキーワードでは、「SEO対策 本」といったサジェストキーワードも表示されます。しかし、SEOコンサルティングを提供している企業が「SEO対策 本」で検索するユーザーを獲得しても、問い合わせにつながりにくい可能性があります。

一方、「SEO対策 費用」や「SEO対策 会社」は、サービスを比較・検討しているユーザーが多く、成果につながりやすいキーワードです。

また、「SEO対策 方法」と「SEO対策 やり方」のように意味がほぼ同じサジェストキーワードは、それぞれ別記事にするのではなく、検索意図を比較したうえで1つの記事にまとめた方が評価されやすいケースもあります。

検索トレンドの変化に応じて継続的に見直す

サジェストキーワードは固定されたものではなく、検索ニーズの変化に応じて表示内容も変わります。新しいサービスや制度の登場、季節要因、話題のニュースなどによって、ユーザーが検索するキーワードは日々変化するためです。

そのため、一度調査したキーワードを使い続けるのではなく、新規記事の作成時や既存記事のリライト時に改めて確認することも欠かせません。以前は表示されていなかったサジェストキーワードが追加され、新たな検索ニーズが見つかることもあるでしょう。

定期的にサジェストキーワードを見直し、コンテンツを最新の検索ニーズに合わせて更新することで、継続的なSEO成果につながりやすくなります。

サジェストキーワードに関するよくある質問

サジェストキーワードについてよくある質問を紹介します。無料で調べる方法や関連キーワードとの違い、調査する頻度など、SEO担当者やコンテンツ担当者が疑問に感じやすいポイントを解説します。

サジェストキーワードは無料で調べられますか?

無料でも調べられます。Google検索でキーワードを入力すると、検索窓に表示される候補からサジェストキーワードを確認できます。また、ラッコキーワードのような無料ツールを使えば、複数のサジェストキーワードを一覧で取得することも可能です。

検索ボリュームや関連キーワードまで含めて分析したい場合は、SEOツールの活用が適しています。無料・有料それぞれに特徴があるため、目的に応じて使い分けると、効率よくキーワード調査を進められます。

サジェストキーワードと関連キーワードの違いは何ですか?

サジェストキーワードは、検索窓に文字を入力した際に表示される検索候補です。ユーザーが実際によく検索している語句をもとに表示されます。

一方、関連キーワードは、検索テーマと関連性の高い語句です。以下のような(「SEO」と検索した場合)検索結果の「関連検索」やキーワード調査ツールで確認できます。

サジェストキーワードは検索意図を把握する際に役立ち、関連キーワードは記事で扱うテーマの幅を広げる際に活用できます。それぞれ役割が異なるため、SEOでは両方を組み合わせて分析することが重要です。

サジェストキーワードはどれくらいの頻度で調査すべきですか?

新規記事を作成する前や、既存記事をリライトする前に調査するのが効果的なタイミングです。検索ニーズは季節やトレンド、ユーザー行動の変化によって変わるため、以前取得したサジェストキーワードが現在も有効とは限りません。

とくに、検索順位が伸び悩んでいる記事やアクセス数が減少している記事は、サジェストキーワードを改めて確認することで、新たな検索ニーズを発見できる可能性があります。定期的に見直すことで、コンテンツの鮮度を保てる点もメリットです。

まとめ

サジェストキーワードは、ユーザーの検索ニーズを把握し、SEO効果を高めるコンテンツを制作するうえで欠かせない情報です。Google検索のサジェスト機能や専用ツールを活用することで、効率的にキーワードを収集できます。

ただし、サジェストキーワードだけを基準に対策を進めるのではなく、検索ボリュームや競合性、検索意図などのデータもあわせて分析しましょう。また、検索トレンドは変化するため、定期的に見直しながらキーワード戦略を最適化することも大切です。

リテラをはじめとしたSEO支援ツールを活用し、自社のコンテンツ戦略に適したサジェストキーワードを選定することで、検索流入の拡大やコンテンツの品質向上につなげられるでしょう。