サイト制作プロセス・運用

自分でホームページを作るステップ全体像【初心者が理解できる完全ガイド】

SEO対策を強みにしている私のお客様はこれまで個人の方も多かったので、ご自分で作っている方、作ろうとしたけど挫折した方というのを多く見てきています。

そのような方々とお話してきた経験も踏まえて、これからホームページの自作にチャレンジしようとしている方のお役に立てる内容をご紹介したいと思います。

ホームページ作成の重要性

現代社会では、ホームページは個人やビジネスの存在を世界に示す重要な手段となりました。それは自身の思想、価値観、製品、サービスを公に展示する場であり、自分自身またはビジネスのブランドを構築するための強力なツールとなり得ます。ホームページは24時間、365日、世界中の誰にでも開かれているため、適切に作成と管理が行われていれば、自身のメッセージを無限に広げることができます。

しかし、ホームページを作成するためには専門的な知識や技術が必要だと思われがちです。確かに、プロフェッショナルなウェブデザイナーやデベロッパーのスキルは高度で、それらを学ぶためには時間と労力が必要です。しかし、現在では誰でも基本的なホームページを作成し、管理することができるツールが豊富に用意されています。

このガイドの使い方

このガイドは、ホームページ作成の初心者が自分自身のウェブサイトを作成するための完全なガイドです。ステップバイステップの指示に従って進めていくことで、ホームページの基本的な構成要素を理解し、必要なツールを使って自分だけのホームページを作成することができます。

このガイドを最大限に活用するためには、以下のことをお勧めします。

各章を順番に読む

各章は前の章に基づいています。そのため、章を飛ばさずに順番に読むことで、最終的には自分だけのホームページを作成するための全体像を把握することができます。

実際に手を動かしてみる

読むだけではなく、各章で紹介されるステップを実際に実行してみることが重要です。理論だけでなく実践を通じて学ぶことで、より深く理解することができます。

自分のペースで進める

ホームページ作成のステップは、一度にすべてを理解しようとせず、自分の理解できるペースで進めてください。焦らず、一つ一つのステップをしっかりと理解してから次に進みましょう。

疑問点はすぐに解消する

わからないことが出てきたら、すぐに調べたり、私のような専門家に尋ねたりして解決しましょう。そのままにしておくと後で混乱の原因になることがあります。

楽しむこと

最も重要なのは、学びの過程を楽しむことです。ホームページ作成は創造的なプロセスであり、自分だけのものを作り出す喜びを感じることができます。

時には辛抱

必ずと言っていいでしょう、ホームページ制作を自分で行おうとすれば、無理かもと思うときが一度はくると思います。特にプログラミングにまで手を出す方は、

どうしてだ?動かないぞ・・合っているはずなのに。

と思うときがあります。
私はライブラリと呼ばれる部品のようなものを極力使わない主義でもあり、ある一つの機能を作るのに、今ならすぐに終わるものに丸一日、時には2~3日の時間を費やしたときがあります。その時間はその時は無駄だと思うかもしれません。ただ私はそのように考えたことはないですし、その間に考え抜いた経験は決して無駄ではなかったと思っています。

苦労なくして成功はない。これはホームページ制作においてもそうなので、苦労をしたくない方は、最初からプロに委託した方が良いかとは思います。

どうぞBringFlowerにご相談ください。


いかがでしょうか。これらのポイントを心に留めながら、ホームページ作成のステップを楽しんでください。次の章では、ホームページ作成に必要な基本的な用語と概念について学びます。

ホームページ作成の基本用語と概念、必要なツールとリソースを理解しよう

自分でホームページを作るステップを踏み出す前に、まずはホームページ作成に関連する基本的な用語と概念、必要なツールとリソースを理解することが重要です。これらの理解は、後の章で詳しく学んでいく内容をスムーズに進めるための土台となります。

ドメイン

ドメインとは、インターネット上の自身のホームページのアドレスです。これは自身のホームページがインターネット上で一意であることを保証します。例えば、「www.example.com」がドメイン名となります。

さらに踏み出したい方向けに:

SEO対策としてとても重要なドメイン設計

ホスティング

ホスティングとは、自身のホームページのデータを保存し、インターネット上でアクセス可能にするサービスのことを指します。ホスティングサービスを利用することで、ユーザーは自身のホームページをいつでも閲覧することが可能になります。性能、サポート、料金のバランスから私のおすすめはエックスサーバーです。ConoHa WINGとの比較になるでしょう。

HTML/CSS/JavaScript

HTML(HyperText Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheets)、JavaScriptは、ホームページ作成のための基本的なプログラミング言語です。

  • HTMLはホームページの基本的な構造を作るための言語で、文章の見出しや段落、リンクなどを定義します。
  • CSSはホームページのデザインやレイアウトを制御するための言語で、色やフォント、レイアウトなどを指定します。
  • JavaScriptはホームページに動的な機能を追加するための言語で、ユーザーとのインタラクション(クリックやスクロールなど)に対する反応をプログラムします。

さらに踏み出したい方向けに:

HTMLとCSSとは?仕組みから理解することで今後の理解を深める

JavaScriptとは?WordPressなら簡単に扱えます

CMS(Content Management System)

CMSは、ホームページの構築と管理を容易にするソフトウェアです。もっとも一般的なCMSはWordPressで、その使用率は全世界のホームページの約40%に及びます。その他のCMSには世界規模で見るとJoomla、Drupal、Wix、Squarespaceなどがあり、日本市場で言うと、初心者が利用することが多いのはWordPress、Wix、ペライチです。

次で説明するSEOのことを考えるならば、私はWordPress1択だと考えています。そうでなければペライチは簡単です。Wixはその中間くらいに位置していますが、ポジションとして中途半端なので私はおすすめしません。

SEO (Search Engine Optimization)

SEOは、ウェブページが検索エンジンの検索結果画面で高くランク付けされるようにするための戦略です。SEOの目的はそこにありますが、結果的にウェブページの視認性が向上し、より多くの訪問者を引き付けることができます。

さらに踏み出したい方向けに:

SEOとは?Googleの考え、知ってますか?3つの軸と3つの視点に基づいて解説

ウェブエディタ

ウェブエディタは、HTML、CSS、JavaScriptなどのコードを書くためのツールです。初心者向けのエディタとしては、Visual Studio Code、Sublime Text、Atomなどがあります。

ただし上記のWordPress、Wix、ペライチのようなものを使えば、必ずしもHTML、CSS、JavaScriptなどのコードは覚えなくても大丈夫です。詳細なカスタマイズをしたい場合には必要となります。

グラフィックデザインツール

ホームページに必要なグラフィックや画像を作成するためのツールも重要です。Adobe社のPhotoshopやIllustratorはプロフェッショナルなソフトウェアですが、CanvaやSnappaのようなオンラインツールも存在し、初心者でも手軽に美しいグラフィックを作成することができます。

画像リソース

プロフェッショナルな写真を自分で撮影するのは難しい場合、画像をダウンロードできるサービスが役立ちます。Unsplash、Pixabay、Pexelsなどのサイトでは、無料で高品質な写真をダウンロードできます。

フォント

Google FontsやAdobe Fontsなどのリソースから、無料で様々なフォントを利用することができます。フォントの選択は、自身のブランドの雰囲気を表現するために重要です。

プラグインとテーマ

特にWordPressのようなCMSを使用する場合、プラグインとテーマはホームページ作成に欠かせない要素です。プラグインは自身のサイトに追加機能を提供し、テーマはホームページの全体的なデザインやスタイルを決定します。

プラグインは、SEO対策、キャッシュの最適化、コメント管理、ソーシャルメディアの統合など、様々な目的で使用できます。一方、テーマは数千種類以上が利用可能で、自身のブランドや目的に最適なものを選ぶことができます。


これらのツールとリソースを利用して、自身のホームページを作り始めましょう。

成功の鍵: ホームページの目的と目標を明確に設定する

ホームページを作成する前に、その目的と目標を明確に設定することが成功への鍵となります。目的がなければ、ホームページはただの情報の塊に過ぎません。しかし、明確な目的と目標があれば、それは強力なコミュニケーションツールになり得ます。

ホームページの目的を定義する

ホームページの目的は何でしょうか? これは最も基本的な問いであり、ホームページ作成の出発点となります。商品やサービスを販売するため? 自身やビジネスをプロモートするため? 情報を共有するため? それともコミュニティを作るため?

自身のホームページの目的をはっきりと定義し、それを常に意識することで、すべてのデザインとコンテンツの決定が一貫性を持つようになります。

目標を設定する

次に、目標を設定します。目標は、目的を達成するための具体的な手段やステップです。例えば、「月に1000人の訪問者を引きつける」、「商品ページのコンバージョン率を5%に上げる」、「ブログ記事を週に2回更新する」などが考えられます。目標はSMART原則(Specific、Measurable、Achievable、Relevant、Time-bound)に従って設定し、定期的に評価・見直しを行います。

目的と目標を明確に設定することで、ホームページ作成の方向性が見えてきます。これにより、必要なリソースや時間、労力を効率的に配分できるようになります。

サイトマップとページレイアウト: ユーザーフレンドリーなホームページの設計

ホームページを作るとき、その設計が一番重要な要素の一つです。それにはサイトマップの作成とページレイアウトの理解が必要です。これらをうまく組み合わせることで、訪問者にとって使いやすいユーザーフレンドリーなホームページを作ることができます。なお、ここで言う「サイトマップ」とは別に「HTMLサイトマップ」、「XMLサイトマップ」と呼ばれるものがありますが、これらは初心者向けではないので割愛します。

サイトマップとは?

サイトマップは、自身のホームページの全てのページと、それらがどのように結びついているかを示す図です。これはホームページの「地図」のようなもので、訪問者が求めている情報を簡単に見つけられるようにします。

まずは、自身のホームページで提供したい情報をリストアップし、それらをカテゴリーに分けましょう。次に、それらのカテゴリーとページがどのようにつながっているかを図示することで、サイトマップを作成します。

ページレイアウトとは?

ページレイアウトは、各ページの情報がどのように配置され、表示されるかを決定します。これは訪問者が情報を効率的に理解し、必要なアクションを取るために重要です。

良いページレイアウトは、訪問者の視線を重要な情報に引きつけ、ページをスクロールして探す必要を減らします。これには、適切なヘッダーとフッターの使用、情報の優先順位を考えた配置、適切な空白の使用などが含まれます。

ユーザーフレンドリーなホームページの設計

ユーザーフレンドリーなホームページを設計するためには、サイトマップとページレイアウトを効果的に使用することが重要です。訪問者が求めている情報を簡単に見つけられ、理解しやすいホームページは、訪問者が長く滞在し、行動を起こす可能性を高めます。

まずは、自身のホームページの目的と訪問者のニーズを理解し、それに基づいてサイトマップとページレイアウトを作成しましょう。それが完成したら、次は具体的なデザイン要素を考慮する段階に移ります。

デザイン要素の選択

ホームページのデザイン要素とは、色彩、フォント、画像、ビデオなどの視覚的な要素を指します。これらは、ユーザーに対して自身のブランドのメッセージを伝え、ホームページの全体的な雰囲気を作り出します。

色彩は、感情や行動に影響を与える重要な要素です。ブランドのイメージに合った色を選び、それを一貫して使用することで、プロフェッショナルなイメージを強化することができます。

フォントも同様に重要です。読みやすさとスタイルのバランスを取ることが大切です。また、画像やビデオは、テキストだけでは伝えきれない情報を補完し、訪問者の興味を引くことができます。

レスポンシブデザイン

現代のホームページは、さまざまなデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)で閲覧されることを想定しなければなりません。そのため、デバイスの種類や画面の大きさに関係なく、ユーザーに最適な体験を提供するレスポンシブデザインが必要となります。

レスポンシブデザインは、ページレイアウトやデザイン要素がデバイスの画面サイズに応じて自動的に調整されることを指します。これにより、すべてのユーザーが自身のホームページを簡単にナビゲートできるようになります。

これらの考慮点を元に、ユーザーフレンドリーなホームページの設計を進めてみてください。

SEOを意識したコンテンツの作成と最適化のテクニック

ホームページ作成の際に欠かせないのがSEO(Search Engine Optimization)です。SEOは、ホームページが検索エンジンの結果ページ(SERP)で高い位置に表示されるようにするための一連のテクニックです。SEOを意識したコンテンツ作成と最適化により、より多くの人々が自身のホームページを見つけられるようになります。

キーワードリサーチ

まず、どのようなキーワードでユーザーが情報を検索しているのかを調査することが重要です。これをキーワードリサーチと言います。このリサーチにより、ユーザーの興味・関心や検索傾向を理解し、それに合ったコンテンツを作成することができます。

内部SEO対策

内部SEO対策はベースの対策とコンテンツの対策があります。

ベースの対策は、ホームページ自体を最適化するテクニックです。これには、メタデータ(titleタグとdescriptionなど)の設定、H1~H6の見出しタグの使用、内部リンクの設定、画像の最適化(alt属性の設定等)などが含まれます。

コンテンツは、ユーザーにとって価値のある良質なコンテンツとすることが大切です。ユーザーにとって価値の小さいページを増やすと検索順位を落とします。

外部SEO対策

一方、外部SEO対策は、ホームページ外部の要素を最適化するテクニックです。これには、他のウェブサイトからのバックリンクの獲得、ソーシャルメディアでのシェア、MEOなどが含まれます。

SEOを意識したコンテンツ作成と最適化は、ホームページの成功に大きく寄与します。それぞれのテクニックを理解し、適切に活用しましょう。

目を引くデザイン: ビジュアル要素の選択と配置のポイント

ホームページのデザインは、ユーザーがサイトに長く留まり、再訪するかどうかを大きく左右します。ここでは、目を引くデザインを作るためのビジュアル要素の選択と配置について説明します。

ビジュアル要素の選択

ホームページに使用するビジュアル要素には、写真、イラスト、動画、アイコン、色、フォントなどがあります。これらは全て自身のブランドの雰囲気やメッセージを伝え、ユーザーの注意を引くためのツールとなります。品質の高い画像を使用し、ブランドイメージに合った色とフォントを選択することが重要です。

ビジュアル要素の配置

ビジュアル要素の配置もまた重要です。一般的に、人々はウェブページを「F」または「Z」のパターンで視認します。つまり、上部と左側の情報に最も注意を払い、その後右側に目を移します。このパターンを理解し、最も重要な情報やビジュアル要素を適切な位置に配置しましょう。

一般的となっている配置にならうという考え方も重要です。例えば問い合わせのボタンは右上ある、などです。

また、ビジュアル要素が多すぎると、ユーザーにとって情報過多になり、必要な情報を見落とす可能性があります。シンプルでクリーンなデザインを心掛け、必要な情報とビジュアル要素だけを配置することをお勧めします。

目を引くデザインは、ユーザーが自身のホームページを訪れた際の第一印象を大きく左右します。ビジュアル要素の選択と配置に注意を払い、ユーザーにとって魅力的なホームページを作り上げましょう。

ホームページの構築とテスト: ユーザー体験をスムーズにするために

自身の素晴らしいデザインとコンテンツを持つホームページを作成したら、次はそれを実際に構築し、テストする段階です。この章では、そのプロセスをスムーズに進めるためのポイントをお伝えします。

ホームページの構築

ホームページの構築は、選んだプラットフォームやツールによりますが、基本的にはデザインとコンテンツを元にページを作成し、それらをリンクして全体のサイトを形成する作業です。これにはHTML、CSS、JavaScriptなどのコーディングが必要になることもありますが、WordPressやWixのようなホームページ作成ツールを使用すれば、ドラッグ&ドロップのインターフェースでページを作ることも可能です。

ユーザー体験のテスト

ホームページの構築が完了したら、次はユーザー体験をテストする必要があります。ユーザーがサイトを訪れた時、すべてのリンクやボタンが正しく機能するか、ページの読み込み速度が適切か、各ページが予想どおりに表示されるかを確認します。また、異なるデバイス(スマートフォン、タブレット、PC)とブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)での表示もチェックしましょう。

ホームページを公開する前に、必ずテストを行うようにしてください。ブラウザの種類やバージョン、デバイスの種類によっては、ホームページの表示が異なる場合があります。

また、ホームページの速度はユーザーエクスペリエンスとSEOに直接影響しますので、ページのロード時間を最適化することも重要です。Google PageSpeed InsightsやLighthouse、GTmetrixなどのツールを使用すると、ホームページの速度をチェックし、改善点を見つけることができます。

さらに、ユーザビリティテストを行うことで、ユーザーがサイトをどのように使っているかを理解し、必要な改善点を見つけ出すことができます。テスト参加者にサイトを使ってもらい、その行動や感想を観察・聞き取りましょう。

ホームページの構築とテストは、ユーザーにとって使いやすく、魅力的なサイトを提供するための重要なステップです。時間と労力をかけてしっかりと行いましょう。

ホームページの公開とプロモーション: 多くの人に見てもらうための戦略

ホームページの構築とテストが完了したら、次はそれを公開し、多くの人に見てもらうための戦略を考える段階です。この章では、ホームページの公開とプロモーションについて解説します。

ホームページの公開

ホームページの公開は、ホームページをインターネット上でアクセス可能にするプロセスです。これにはホスティングサービスを利用します。ホスティングサービスは、自身のホームページのデータを保存し、ユーザーがインターネット上からそのデータにアクセスできるようにするサービスです。ホスティングサービスにはさまざまな種類があり、それぞれの特徴と費用を考慮して選びましょう。

プロモーション: 多くの人に見てもらうための戦略

ホームページを公開しただけでは、多くの人に見てもらうことは難しいです。そのためには、適切なプロモーション戦略が必要です。以下に、そのための基本的な方法をいくつか紹介します。

SEO

検索エンジン最適化(SEO)は、Googleなどの検索エンジンで自身のホームページが上位に表示されるようにするための戦略です。これにはキーワードの使用、メタデータの最適化、リンクの構築などが含まれます。

SNSマーケティング

Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアを利用して、自身のホームページを広く知らせる方法です。これにはホームページのコンテンツを共有したり、フォロワーとの対話を通じて関心を喚起するなどの方法があります。

メールマーケティング(メルマガ)

メールリストを作成し、ホームページの更新情報や特別なオファーを購読者に直接送信する方法です。これには購読者の許可を得てメールを送信する、いわゆる「パーミッション・マーケティング」が必要となります。

コンテンツマーケティング

ユーザーに価値を提供し、信頼関係を築くことを目的としたマーケティング手法です。これにはブログ記事、ホワイトペーパー、インフォグラフィックなどのコンテンツ作成と共有が含まれます。

広告

Google AdWordsやFacebook Adsなどの広告プラットフォームを使用して、自身のホームページに対する認知度を上げる方法です。これは一般的にコストがかかりますが、ターゲットとするユーザーに直接メッセージを届ける効果的な手段です。


これらのプロモーション戦略は、それぞれ異なる利点と制約を持っています。自身のホームページの目的とターゲットオーディエンスによって最適な戦略は異なるため、各戦略を理解し、自分のニーズに合ったものを選択することが重要です。

次の章では、これらのプロモーション戦略をサポートするために、ホームページを定期的にメンテナンスと更新する方法について説明します。ホームページは一度作ったら終わりではなく、定期的な更新が必要な「生きた」ツールであることを忘れないでください。

メンテナンスと更新: ホームページを常に最新の状態に保つために

ホームページは、一度作成したら終わりというものではありません。定期的なメンテナンスと更新が必要となります。それにより、訪問者に常に新鮮で関連性の高い情報を提供し、SEOパフォーマンスを向上させることができます。

定期的な内容の更新

ブログ記事の追加や製品情報の更新など、ホームページのコンテンツを定期的に更新することで、訪問者にとって価値ある情報源となります。また、定期的に新しいコンテンツを追加することは、SEOにも有利です。

技術的なメンテナンス

ホームページの動作をスムーズに保つためには、技術的なメンテナンスが必要です。これには、バックアップの取得、プラグインの更新、セキュリティチェックなどが含まれます。

ユーザーフィードバックの取り入れ

訪問者からのフィードバックやコメントを活用して、ホームページを改善することも重要です。訪問者が遭遇した問題を解決することで、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することができます。

パフォーマンスの監視と改善

Google Analyticsなどのツールを使用して、ホームページのパフォーマンスを定期的に監視しましょう。訪問者の行動やトラフィックの源泉など、得られるデータから学び、それに基づいてホームページを改善することが可能です。


ホームページのメンテナンスと更新は、その成功を長期的に維持するために重要な作業です。定期的に時間を割いてこれらの作業を行うことで、ホームページは訪問者にとって魅力的な場所であり続けるでしょう。

まとめ: ホームページ作成はここがスタート! 次のステップに向けて

ここまででホームページ作成と、公開までの一連のステップを学びました。しかし、これはあくまでホームページ作成を踏み出したに過ぎません。今後は、以下のようなことをしてさらにスキルを磨き、ホームページを成長させていく段階に移ります。

試行錯誤

自分のホームページは自分自身の実験場です。新しいアイデアを試し、何がうまくいき何がうまくいかないかを見つけるために、色々と試してみましょう。

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの活用

Googleサーチコンソール、Googleアナリティクスなどのツールを活用し、ホームページのパフォーマンスを詳しく把握しましょう。どのコンテンツが人気なのか、訪問者はどこから来ているのか、どのページで離脱しているのかなど、有用な情報を得ることができます。

【初心者向け】Googleサーチコンソールとは?設定と使い方

【初心者向け】Googleアナリティクス(GA4)とは?設定と使い方

コミュニティへの参加

ウェブ開発者やウェブマスターのコミュニティに参加すると、新しいアイデアを得たり、問題を共有したりすることができます。また、他の人々から学ぶこともたくさんあります。


ホームページ作成は、一度始めると終わりのない旅のようなものです。しかし、その過程は自己表現の一形態であり、自分のアイデアやビジョンを世界に広める手段でもあります。この旅を楽しみ、常に新しいことを学び続け、自分のホームページを最善の状態に保つために努力し続けましょう。自身の成功を心から祈ります!

祈られても無理だ!と思ったそこのあなた!

BringFlowerへのご相談お待ちしております。

著者のイメージ画像

BringFlower
稲田 高洋(Takahiro Inada)

2003年から大手総合電機メーカーでUXデザインプロセスの研究、実践。UXデザイン専門家の育成プログラム開発。SEOにおいても重要なW3Cが定めるWeb標準仕様策定にウェブアクセシビリティの専門家として関わる。2010~2018年に人間中心設計専門家を保有、数年間ウェブアクセシビリティ基盤委員も務める。その後、不動産会社向けにSaaSを提供する企業の事業開発部で複数サービスを企画、ローンチ。CMSを提供し1000以上のサイトを分析。顧客サポート、サイト運営にも関わる。
2022年3月にBringFlowerを開業し、SEOコンサル、デザイン、ウェブ制作を一手に受ける。グッドデザイン賞4件、ドイツユニバーサルデザイン賞2件、米国IDEA賞1件の受賞歴あり。
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